パソコンに向かって長時間作業するデスクワークは、目が疲れるだけではなく肩こりや腰痛を起こしてしまうことがあります。仕事の効率を上げるためにも、健康管理をしっかり行いましょう。
今回は、肩こりや腰痛にならない正しい姿勢について説明します。
デスクワークをする際は、正しい姿勢を保つと体への負担が減り、腰痛や肩こりを防げるようになります。
まず初めに机と椅子ですが、キーボードに手を置いた際、肘の角度が約90度になるのが理想です。足も膝の角度が90度になるようにし、足裏が床に着くようにしましょう。
背中が椅子に対して真っすぐになるように座り、斜めに座ったり、足を組まないようにすることが大切です。椅子に深く腰掛けるのが大事ですが、猫背になりがちな方はクッションを入れるなどし、真っすぐな姿勢を保てるようにしましょう。
ディスプレイは、40センチ以上離すことがポイントです。
デスクワークを続ける際は、1時間に1度は立ち上がるようにしましょう。
その際、肩に手を当ててゆっくり10回ほど回します。また、背伸びをすることで、肩から背中、腰にかけての筋肉を伸ばしてほぐすことができます。
肩こりは血流の流れが滞っていることで起こり、腰痛は腰回りだけではなく肩こりが原因になっているとも言われています。正しい姿勢を心がけること、そして1時間に1度はストレッチなどを行い血流の流れを良くすることで、肩こりや腰痛の悪化や慢性化を防ぐことができます。